2005.11/20 マリーンズ優勝パレード
ラッピングバス搭乗参加レポート




『優勝パレードラッピングバス搭乗者募集』40組80名様


こんな応募を公式HP上でみつけて応募してみたのがはじまりでした。
http://parade.kamome.tv/

まあくじ運の悪い牛のこと、まず当たらないだろうと
思いながら一応応募だけしつつ、友人・ぱんださんと
2人でパレードはどこで見ようか云々などと計画を立てていた
矢先の出来事でした。


ある日、仕事でへろへろになって帰り
メールをチェックすると・・・来ていたのです。


 件名:優勝パレードラッピングバス搭乗ご当選のお知らせ
 この度は、ラッピングバスご搭乗へのご応募を頂きましてありがとうございました。

 11月20日の優勝パレードラッピングバスご搭乗にご当選されましたのでご連絡申し上げます。




な、なんだってーーーーーー?!!!!


なんとなんと、ご当選です!!!!!
驚きました!!超驚きました!!!
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ 


どうやらかなり混雑しそうな20日のパレード&ファン感謝祭。
当日はパレードを沿道で見守るか、それともパレードは諦めて
最初から感謝祭の方に並ぶか、なんて悩んでいたところ
なんとパレード参加者には感謝祭の席も用意されているというから
大喜びです。
やったー。これで体力ないのに徹夜とかシート貼りとかしないで
いいじゃん・・・つД`)。(←これが一番嬉しい)

そんなわけでぱんださんと2人で、マリーンズ優勝パレードに
参加する運びとなったわけです。
(ちなみに一応旦那さま(阪神ファン)を誘ってみましたが
無下に断られました。しょぼん。)


というわけでずいぶん前置きが長くなりましたが
パレード当日の様子をレポートしちゃいますっ。




当日、いきなり待ち合わせ場所を間違えたお馬鹿な牛・・・。
大急ぎでタクシーを飛ばし、いきなり遅刻です('A`|||)。
それでもなんとか出発には間に合いました・・・よかった。

到着すると整列し、こんな名前入りパスを配られました。




しばらく待っているとラッピングバス到着。
意気揚々と乗り込みます。
バスは全部で3台あり、前の2台に一般参加者、
3代目は応援団です。それぞれ選手の車を挟んで
運転するようです。我々が乗るのは一号車。
残念ながら席は確保できず立ち乗りだったのですが
先頭の方を陣取りました。

バスは一路幕張コースに向かいます。
係員のおねーさんがバスガイドのようにご案内。

と、ここで係員の方から衝撃の新事実が告げられます!!



『今回皆様は、3万人以上の応募の中から選ばれた
非常に幸運な皆様ですので・・・』


えええええええええええええぇえええぇぇええ?!!



この牛が?!!

このクジ運最悪の牛が?!!!


40/30000に見事当選って・・・ホンマかいな?!

なんというか、もうここで一生分の運を
使い果たしてしまったかもしれません・・・。
でもいいや。別に使いどころは間違ってないよ(*゚∀゚)ゞ 。


と、バスはコースのスタート地点に到着。
ここでしばらく待ち時間があるそうです。
パレードが始まると撮影はできないそうですが
始まる前なら取り放題、とのことなので
ここぞとばかりに記念撮影開始です。


人が集まってきました。警備員も整列。


沿道を見つめるぱんださん(笑)。

30分少々待ったでしょうか。
ここでマスコット達が登場。選手達はもう少し到着が遅れるとのこと。


オープンカーが数台現れました。
どうやらここに選手達が乗る様子。


マー君達が登場です!


リーンちゃんが近づいてきました!


生茶パンダと対決(?)するリーンちゃん。


と、マスコット達に萌えていたところ(笑)、
いよいよ選手達が登場ですよ!!!




コバマサが来ました!!帽子食ってます(違っ)。


続いて直行も登場。


初芝キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!オープンカーに乗り込みます。


今日も靴下がキマってます。



Mスプの皆さんがペナントを準備します。


選手のバスが隣にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!


ヒジョーに見にくいですが、今江選手を激写。

と、選手が到着したこともありパレード開始です。
撮影はここまで。


選手と監督のオープンカーを先頭に、
紙ふぶきと紙テープとともにパレードが始まります!!
我々の乗ったバスも出発です。

バスから見える紙ふぶきの舞う沿道と大勢の人たちは
本当にすごかったです!!


この風景が撮影できないのがヒジョーに残念ですが
きっと皆様ニュース等でご覧になったことと思います。
(マリーンズ公式ページでも画像や無料動画が見られます)

かつて幕張の街にこれほど人が来たことがあったでしょうか?

本当にものずごい大勢の人がいました。
後で発表になりましたが24万人もの人が来ていたとのこと。

係員のおねーさんが
『沿道の皆様に笑顔で手を振ってください』
というので2人で一生懸命手を振りました。

こんなに大勢の人に手を振りまくったことなんて今までなかったです。

いや、一般ファンのバスなんて皆無視するかと思ったら
思いのほか皆様こっちにむかって手を振ってくれます。

まるで気分は皇族ですよ!!(笑)
手ぇ振りすぎで疲れるという現象をはじめて体験しました。

それにしても皆様の羨望の眼差しが熱い!(笑)
沿道からは『いーなー』という声が聞こえてきました。

途中ホテルの通りからは結婚式のカップルもいました。
いろんなゲーフラやボードを掲げている人もいました。
子供からお年寄りまで、本当に様々な人の中を
パレードの列は流れてゆきました。

感動的な、恐らく一生味わえないであろう光景でした。
貴重な体験です。

バスは大通りを抜け、一路マリンスタジアムへ。

その後、ファン感謝祭へと移ります。
我々もバスを降り、一塁側内野席へと移動。
用意されていたのは一塁側ベンチど真ん前の
すげー良い席です!
試合でもこんな良い席座ったことないっすよ・・。
牛の強運恐るべし!!



満員のお客様の中、感謝祭は開始です。

巨大ユニフォーム(写真撮るの忘れちゃったよ・・)の
後ろから監督・コーチ・選手達が登場です。

その後市長・県知事からの表彰、監督の挨拶、
ペナントを持って選手達がスタジアム一周、
選手会長コバマサの挨拶、と続きます。
(と、このへんのことはワタシが説明するまでも
ないですね。公式や他のニュース等で見られます)



そして第一部が終了。選手達が客席に
サインボールを投げ込み退場していきます。


と!!!


大半の選手達が退場した中、
突然初芝が一塁側ベンチの上に
ひょこひょこと登場するではないですか!



『きゃー。はつさまー。』



とアホのように声援を送っているとなんと、
初芝様は自分の身につけているものを
ぽんぽんと客席に投げ込みはじめます。


あ、何か飛んできた!と思いがしっとつかむとそれは?!



なんとワタシの手には初芝の黒いリストバンドが!!!!!!!!



ホントは隣にいたおにーさんと同時につかんだのですが、
なんと快く譲ってくれました・・・感謝デス




うっはー!!!

取ったどーーーー!!!(よゐこ浜口風)

ゲットしちゃいました!!!!!

引退する初様からリストバンド貰っちゃいました!!!!!!!

超貴重品です!!!!!!



今まで幾度となくスタジアムに足を運んでいる牛ですが
選手のサインボールはおろか練習ボールすら
取れたことはなかったというのに・・・
最後の最後で初芝の使用済みリストバンド!!


なんというかもう、こんなに運が良くてよいのでしょうか?!


同行者のぱんださんからは
『アンタ明日死ぬんじゃないの?』と
エンギの悪いことを言われましたが(笑)、
・・・でもいいんです。なんつーか、良い人生でした。
(結局こうやって生きてるしw)



というわけでゲットしました初芝リストバンドはこちら。

牛家、代々の家宝にさせていただきます。






こんなにシアワセな1日だったのですが・・・

・・・唯一、・・・本当に唯一残念でならなかったこと、それは、






フランコ様、すでに帰国





il||li_| ̄|○ il||li







そんなかんじで、パレード参加レポは終了です。
牛のつたない文章&撮影でなんとも申し訳ないのですが
少しでも雰囲気が伝われば幸いデス。はい。


最後に、参加者募集に応募の際に送った
『マリーンズへの想い』の欄に書いた文章を転載しておきます。
この文章が担当者の目にとまったのか、
それとも単なる一生分の運を使い果たした効果なのか
それはわかりませんが、40/30000に見事残った原稿です(笑)。
なんつーか募集用に書いたので多少脚色もあり
( ´,_ゝ`)プッと思われる部分もあるかと思いますが
そこはまあ軽く流してください。



ワタシとマリーンズの出会いは今から8年前。
ワタシはマリンスタジアムからほど近い高校へ通う
卒業を控えた3年生でした。

ある日の学級会にて、
『卒業写真の集合写真をどこで撮るか』という議題になったのですが
クラスメイトの一人が大胆にも
『マリンスタジアム!』という意見を出しました。
無理無理、という声の中ダメ元でお願いしてみようということになり
委員長が電話で問い合わせたところ、なんとOKが出たのです。
しかもスタジアム内へ入ってよいとのこと!

こうして千葉西高校3年C組はマリンスタジアムのグラウンドの中で
思い出に残る卒業アルバムの写真を残すことができました。

そして迎えた卒業式、高校へ一通の電報が届きました。



  ご卒業おめでとうございます。
          千葉ロッテマリーンズ監督・ボビー・バレンタインより



読まれた瞬間、体育館からは驚きの声が上がりました!

今でこそファンサービスが騒がれているプロ野球界。
しかし当時では、球団の監督がたかが地元の一高校へ電報を送るなんて
到底想像もつかないことだったのです。

ワタシを含む卒業生達はものすごく感動しました。


そしてその年、大学生になったワタシは
偶然チケットを手にする機会があり、再びマリンスタジアムへと行きました。

それまで野球などまったく興味がなく、ルールもわからない自分でしたが
スタジアムの熱気と興奮にとにかく圧倒されてしまいました。
そのときから、千葉ロッテマリーンズとバレンタイン監督を応援しようと
心に決めたのです。

ボビーが去った後も毎年、
忙しい社会人となっても、東京へ引っ越してからも、
思い出のマリンスタジアムに足を運びました。

そして去年、バレンタイン監督が戻ってきたときは本当に嬉しかった!

気が付けば毎年行っていたスタジアムは毎週に変わり、ビジターへも足を運び、
今年は交流戦優勝もリーグ優勝もこの眼で見届けることができ、最高の1年となりました。


ワタシにとってはまさに『MARINES IS MY LIFE』なのです。


※長くなってすみません。よろしくお願いいたします。





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